ライトオタクの戯れ言

自称ライトオタク目線でアニメ等の考察をしていきます。 削除済みとなってる場合、記事一覧をご覧ください。該当記事があります。

青春ブタ野郎 追加考察 【翔子編】

タイトルの通り翔子に関する追加考察です。

前回の考察↓

青春ブタ野郎 考察【翔子編】 - ライトオタクの戯れ言

以下ネタバレ注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エピローグでの世界線の移動

前回考察した通り、最終的に「翔子が提供をうけることができた世界」に世界が収束します。その際に「翔子が提供をうけれなかった世界」に存在する咲太達はなぜその世界に存在するのか?この点に関して考察していこうと思います。

ではまず中学生の翔子が眠る直前の時点での世界線のおさらいから。


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以前あげた考察のままですね。aは小4で分裂した未来を拒む翔子、bは未来をゆめみる翔子です。この時aとbの世界、またbの世界線上のクリスマスで分岐した3ルート(咲太が死ぬor麻衣が死ぬor翔子が死ぬ)はどれも平行世界として存在していると仮定します。

 

存在するわけとしては、この時の翔子の現在は小4であり、a.bともに未来の可能性であるからです。

 

では、中学生の翔子が眠ったあとについて見てみましょう


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眠った翔子は小4である現在に戻り止まっていた時間が動き始める=未来のルートが確定。

未来のルートが確定することで今まで考えていた「未来の可能性」というものは消滅することになります。とすると、bの世界線上にいる咲太も存在不可となりますね。しかし咲太はこれまでの翔子との記憶を持ったまま確定したルート上に存在しています。なぜか?ここで考えられる理由としては、以下の2つをあげてみたいと思います。

  1. 異世界線上の咲太同士が記憶を共有
  2. 咲太は平行世界間の移動可能

この2つの説を見ていきたいと思います。

咲太の記憶共有説

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この仮説では世界線は3ルート(bルート上のクリスマス分岐は便宜上省略します)でそれぞれの世界線に別々の咲太が存在するとしています。a世界の咲太はすでに事故で死んでいるので×としています。確定した未来=cとしています。
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未来確定後、a,bの世界線及びその世界線上の咲太は消滅。それと同時にc世界の咲太に記憶が共有されるといった説です。ただ、c世界の咲太はa世界の咲太の記憶(=事故にあって死んだ記憶)はもっていないので、a世界から記憶の共有はされてないですね。

されてない理由として、b世界にa世界の翔子が干渉していることから時系列的にc世界誕生時にはすでにa咲太は死んでいることになります。

「記憶の共有はc世界誕生時の瞬間における平行世界で生きていた咲太に限る」とすれば納得できるかと。

蛇足かもしれませんが、この仮定は翔子の記憶の共有にもあてはまるわけではありません。なぜならc世界の翔子がc世界誕生前に消滅していたa世界の翔子の記憶も引き継いでいるからです。翔子の記憶共有については朋絵のラプラスの悪魔と同じく、

「思春期症候群発症者だから自分の未来の可能性の記憶はすべて共有している」

とすればよいかと。

また、共有の質も異なります。

翔子の共有した記憶は完全なものであることに対して、咲太の方はぼんやりとした夢のようなものとなっています。これは共有された咲太はその経験をしていない別人物だからと考えることで筋が通ります。c世界で翔子と出会って記憶が甦るくだりは、「記憶のキーが翔子であったから」という風に解釈します。

以上がこの仮説に対する説明です。

咲太の思春期症候群説


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これは難しいことを考えずに分かりやすくするための仮説です。

「咲太は特殊な力を持っていてb世界からc世界に跳ぶことが出来た」

「跳ぶ際にその世界線にそぐわない記憶は薄れるような効果あり」

この説ではこう仮定します。

荒唐無稽かもしれませんが、そもそも咲太自身にも明確な謎があります。

「なぜ咲太だけ麻衣が見えていたか」

 

しかも何気なく主人公の咲太は際立った思春期症候群を起こしていません。(翔子とおなじものを発症はしましたが、それだけで咲太について終わる気がしないので。主人公ですし。) 

完全にこじつけですが、今後の展開次第ですね。

 

c世界まとめ 


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最後に

いかがだったでしょうか? 

まだランドセルガールを未読の状態で書いているので咲太まわりの考察が甘いかもしれません。

このへんの解釈は人それぞれかもしれませんとであくまで考察例としてお捉え下さい。

それでは、このへんで。